「ゴミ屋敷」「ごみ部屋」になると何が問題?


ゴミ屋敷、ごみ部屋、汚部屋で発生する危険を学びましょう

ゴミ屋敷やゴミ部屋は、お部屋の中に不要物が溜まってしまった状態を指します。そんな中でも、しっかりゴミ袋に梱包された状態で放置されているならば、まだ良いですが、ごみがそのままお部屋の中に散乱している、なんて事になると、想像以上に「危険な状態」になってしまうことがあります。

 

そうした危険やリスクは、すぐには目に見えないものがほとんどだったり、ゆっくりと進行するために気がついた時にはもう手遅れ…な事もあります。

 

今回、そうしたゴミ屋敷化における問題点や危険性について、ご紹介していきます。

ゴミの溜まったお部屋で発生するリスクとは

ここでは、実際にゴミ屋敷になったお部屋が、どのような状態になってしまうのか、具体的な例を挙げて見ていきます。
その後、それぞれの例から見えるリスクについて、解説することにしましょう。

コンビニ弁当やペットボトル。食べ残し、飲み残しは悪臭の原因

ゴミ屋敷につきまとう問題として、よく挙げられるのが「臭い」の問題。
不快に感じる臭いは誰だって嗅ぎたくないでしょうし、作りたくもないと思います。

例えばお弁当の食べ残しをそのまま放置していると、それはやがて腐りだし「腐敗臭」を生みます。


この腐敗臭は、その食べ残し自体から発生するのではなく、そこに繁殖した「細菌」によって作られます。

物が散乱した状態にある時、ほとんどのケースではこの様な食べ残しがどこかに置かれたままになります。
特に、お弁当など蓋が閉まるタイプの物は、なんとなくそれで対処したつもりになり、更に物が重なって、対処されなくなってしまうことがあります。

 

この臭いの問題。お部屋だけならば良いですが、それが近隣住民にも影響を及ぼす可能性があります。
臭いは気体で小さな粒子ですので、意外な隙間からも漏れ、周囲に伝わっていきます。
それが気になるようであれば、暑い夏に網戸にしておくことも、できなくなってしまいます。

こうした臭いは、一時的には市販の消臭剤で消すことができますが、臭いの付いた水分が周囲に付着したり、また臭いの粒子がお部屋中に蔓延していくと、壁からも、天井からも同じ臭いがする状態になってしまうことがあります。こうなると、専門的な消臭を行わないと、完全消臭するのは難しくなってしまいます。

害虫の発生。それを助長するのも食べ残し

腐敗臭が発生する原因は、食べ残しに繁殖した細菌だと分かりました。
しかし、食べ残しは更なるリスクも呼び寄せます。それはゴキブリやねずみなどの害虫、害獣です。

これらの生物は、例えば、食べ残し、食べかすなどを食料としますので、それらが部屋中においてある=彼らの食堂になってしまいます。

また、ゴキブリは寒さが苦手です。が、例えば物が積み重なっていれば、その間にいることで寒さをしのげます。

 

この様に、様々な生き物を外から呼び寄せてしまいますが、害虫、害獣の問題点は、彼らを媒介として、病原菌を持ってきてしまう可能性があることです。

こうした生き物は、当然エサのある所に集まります。ですから、いつまでも彼らの栄養となるごみが放置されていれば、必ずどこか目につかない場所に巣を作り、人が寝静まった夜や出かけている時などにごみを食べる様になります。

ゴミがたまり出すと洗面所、風呂場やトイレが使用出来なくなります

洗面所やお風呂、トイレなどの水を使う場所は、人間生活に必要不可欠ですが、実は家の中で一番こまめな掃除が必要になる場所です。

例えば、お風呂であれば、カビの繁殖を防ぐために定期的に壁面、床面、バスタブは洗ってあげる必要がありますし、タイルの一部が割れ、中が見えてしまっているようであれば、そこにカビが繁殖する可能性がありますので、補修する必要があります。

また、トイレも臭いを生む場所のひとつですので、こまめにトイレ用洗剤などを用いて掃除をしてあげる必要があります。これを怠ると、尿石と呼ばれる、小水に含まれる成分が便器にこびりつき、削り取らない限り取れない非常に頑固な汚れが付いてしまいます。

 

また、水回りの定期的な清掃は、配管の詰まりを防ぐ上でも重要です。臭いの逆流を防ぐために、通常は「トラップ」と呼ばれる水たまりが、配管をUの字に曲げることで作られますが、ここを起点に汚れが溜まりやすく、掃除をしないとそれが配管にこびりついていくことで、やがて全く水が流れない状態になってしまうことがあります。

他にも、これらの場所の掃除をさぼりがちになると、どうしてもカビが発生する、臭いが取れなくなる、進行すればそもそも使うことができない状態になっていきます。

更に、どうせ使えないなら、と次第にそれらの場所に、溜まったごみを置いてしまうケースがあります。
こうなると、もうそこはトイレやお風呂ではなく、単なるごみ置き場です。もともとが水場で、密閉性も高い場所ですので、何でも放り込んでよい利便性が、更なるごみの増加を生む危険性があります。

健康状態への影響も心配です

臭いの発生、害虫・害獣の発生、トイレやお風呂が使えない…これらの問題によって、そこに住む人の健康にも悪影響を及ぼすことがあります。

  • 臭いの発生:臭いによるストレスや、それによる周囲とのコミュニケーションの低下
  • 害虫・害獣の発生:様々な細菌を運ぶため、病気にかかりやすくなる
  • トイレやお風呂が使えない:身体に付いた汚れを落としたり、また適切に排泄ができなくなる

まとめ

ゴミ屋敷やごみ部屋をそのままにしておくことは、決して良いことではありません。

ゴミを貯めてしまっただけで、その後に様々な問題が発生する可能性があることは、お分かりいただけたのではないでしょうか。

もし、これらの問題点に目を向け対処を始めたい、ということであれば、なるべく早く始めることが大切です。
対応を遅らせるほど、解決が難しくなっていってしまうからです。

 


コメントをどうぞ

Spam Protection by WP-SpamFree


Copyright(C) 便利屋ZERO All Rights Reserved.